6月4~7日の日程で、
第63回日本リハビリテーション医学会学術集会が
福岡国際会議場・マリンメッセ福岡にて開催されました。
6月3日は台風の影響で予定していた飛行機が欠航のため、
急遽2日の最終便を予約し、1日早く福岡入り、
最近では、ビジネスホテルもリーズナブルに利用できないため、
カプセルホテルに宿泊しての参加になりました。
学会の開催中は、危ぶまれていたお天気も1日雨が降っただけで、
快適に過ごすことができました。
学会では、ハンドジグリングと自動ジグリング器の展示をさせていただき、
多くの医療従事者の方々にハンドジグリング、ジグリングのご体験をいただきました。
展示パネルは、第37回大田区中小企業 新製品・新技術コンクールで優秀賞をいただいた時に、
副賞でいただいたパネルで展示させていただきました。
4日間の日程を一人で対応していたため、
ブースでの対応時の撮影ができませんでしたが、
多くの医師、理学療法士、作業療法士の皆様に実際にハンドジグリングをご利用いただきました。
ご体験いただいた際のご感想としては、
シンプルな揺動運動ではあるが、理にかなっているとご評価をいただき、
上肢の訓練を脳卒中後遺症の痙縮による麻痺、こわばりに対応した訓練を
患者さんが自主的に行うのに丁度よいとの評価が一番多かったように思います。
入院中の専門リハビリテーションに加え、患者さんの時間がある時の自主訓練、
また、退院後の自宅での自主訓練に活用できるとの評価も多くいただきました。
配布資料には、
東京慈恵会医科大学の研究論文と報道発表を十分用意いたしておりましたが、
3日目にはすべてなくなり、学会終了後メールにてご送信させていただきました。
また、今回の学会にご参加されておられました脳卒中患者さんの会の
脳フェス実行委員会の代表にもハンドジグリングのご体験いただき、
脳卒中患者さんのお困りごとである自主訓練について色々とご教授いただきました。
翌日にもブースにお立ち寄りをいただき、
ハンドジグリングでシェイク運動訓練を行ったからなのかどうかは、定かではないが、
罹患側の手、肩の調子がよいとのご感想をお伺いしたことが特に嬉しく思いました。
ハンドジグリングによるシェイク運動訓練は、
揺動アームに腕をのせるだけの非常にシンプルな訓練ですが、
退院後リハビリ施設に毎日通院するわけにもいかず、
どうしても訓練量が不足するため、ハンドジグリングの有用性は高いと思います。
また、このシェイク運動訓練は東京慈恵会医科大学のリハビリテーション医学講座で、
医師、療法士による手技による施術を他動的に再現するために考案されたものでもあり、
訓練の有効性は学会でも大きく発表されております。
今後は、医療機関を通じて、シェイク運動訓練の適用があると思われる患者さんに
ご自宅でテレビを見ながら、十分な訓練量を確保していただけるよう機器のレンタルにも力を入れてまいりますので、
上肢の麻痺、こわばりでお悩みの患者さんに広くご利用いただければと思います。

